2015年09月21日

日ごと秋の気配

日ごと秋の気配



  つきぬけて 天上の紺 曼珠沙華 (山口誓子)

 この句は、私の中学時代に国語の教科書に紹介されていたものですが、なぜかいまだに不思議と覚えています。当時は「天上の紺」の意味を知るよしもなしでしたが、いい年になってからようやく理解するするようになりました。
 
 今まさに彼岸花の咲き乱れる季節ということで、今日は彼岸花の話をひとつ。


 今日21日は連休ということで、ジムをお休みにしたこともあり、またまた実家の畑仕事に行ってきました。その行き帰りの耶馬渓路で彼岸花の群生をいたるところで見かけ、ああ、そういう季節になったのかと感慨にふけった次第です。
 写真は帰りにちょっと脇道に入り撮ったものです。ちょうど道の上の田んぼの畔に咲いている彼岸花を見てシャッターを切りました。私の心もとない知識によると、彼岸花は田んぼの畔や墓の周りに密集して咲いていることが多いのですが、それは彼岸花の茎には毒があって、ネズミやモグラが寄りつきにくくするために植えられた、と何かの本を読んで記憶しています。山国の実家からわが家まで36キロありますが、よく見ると、どの彼岸花もちょっと盛りを過ぎたほんのり色あせた感じになっていました。なんか申し合わせたように一斉に咲き、そして合わせたように色あせていく・・・。ほんとに不思議じゃなあと感じました。梅や桜は同じ地域でも木によって咲き方はバラバラなのに。

 さて、卓球の話をして締めくくりたいと思いますが、先日の県体はボロボロで終わりましたが、昨日ちょっぴりうれしいこともありました。
 1か月前くらいに2連敗していたTさんに、なんと昨日ストレート勝ちで連勝したのです。最近ようやく体が少し軽くなったなあという思いがありましたが、昨日の試合でそれを実証する形なりました。まだいけるかも?と思ってしまうところは、相変わらず調子のいい人間です。「男心と秋の空」という言葉もありましたね。



Posted by ウドちゃん at 22:51│Comments(0)
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